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執筆者の写真久実kumi

寝たきりの方への施術1

更新日:2020年3月1日

私の祖父母で生きてるのは、あと一人。

大正生まれの母方の祖母で、

80代半ばから、アルツハイマー型認知症が出始めて、

およそ2年前に施設に入所しました。

もうすぐ95歳になります。


それまでは介護保険でホームヘルパーを週2回、デイサービスを週3回使いながらも

四国の讃岐で一人暮らしをしてきました。

ご近所の方や近くの親戚にも、とても助けられました。


名古屋市で仕事として携わった「地域包括ケアシステム」のこともあり、

在宅で最期まで行くことも検討したのですが、

小さな田舎町。

支えとなる親戚も高齢化が進み、

訪問介護や訪問看護の従事する若者・就業年齢層も少なく、

必要かつ、良質なサービスの確保に不安もあったこともあり、

施設入所となりました。


ちなみにホームヘルパーで祖母のところに来てくださっていた方は

当時で70代前半。

現在は後期高齢者。

今はお隣のホームヘルパーに来られていて、

「人手が足りなくて、辞めさせてもらえないんだわ」

と話しながら仕事をされています。

私の方も

「仕事が一番の介護予防ですよねえ」

なんて話しています。(余談です)


母が一人っ子のため、施設の入所にあたっては、

名古屋の家に来てもらうか、

名古屋で施設入所するか、

も候補にあがりましたが、

生まれてからずっと讃岐で暮らしてきた祖母は、

多分、讃岐で最期まで暮らす方が幸せだろう、

と通ったデイサービスと同じ敷地の、

同じ法人が運営している施設に入所しました。


小さな町なので、施設入所者もデイサービス利用者も祖母の昔なじみがたくさんいます。

利用者さんもスタッフもみなさん、讃岐の言葉で祖母に話しかけてくれます。



そんな、祖母への施術について、ちょっとずつ、Blogでご紹介をしていこうと思います。


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