ちょっと前に、肝臓のお疲れにより、首に違和感の出ている方のことを書きましたが、
https://www.osteopathy-kochoho.com/post/その首の違和感-肝臓が原因かも
肝臓や膵臓は悪くなったのが判りにくく、
病院で検査にすると結構すすんでいることが多い…
ということはテレビなどの健康番組でもよく聞きます。
肝臓は「沈黙の臓器」などと言われ、
自覚症状が少なく、肝臓の疲れや疾病は判り難いと言われています。
でも、身体の状況から、そこまで悪くない段階でも
肝臓をチェックする方法はちゃんとあります。
・右の肩と腰が左に比べて低い
・上半身を左に曲げにくい(右のわき腹がつる、硬い)
・首を左に曲げにくい(右の首から肩がこる、硬い)
・両手でバンザイした時、右手の方が伸びにくい
などなど。
右半身の動きにくさが肝臓の疲れの目安になります。
ご自分でも肝臓が心配という人はまず、
右肩や右の背中のチェックをされると良いでしょう。
腰や足が左より右が
・凝っている
・痛い
・動きにくい
なんてのがチェックポイントになります。
夜寝る時に自分で右の肋骨の下の所をグーっと押さえて
気持ち悪かったり痛かったりするのも
肝臓がお疲れというサインです。
オステオパシー誇張法をさせていただいていても、
肝臓にアクセスすると
「痛たたた~」
という方、みえます。
「肝臓、お疲れですね」
というと
「お酒、飲んでないのに」
なんていわれる方もみえますが、
・薬を飲んでいる
・睡眠不足
・ストレスが溜まっている(怒れることがある)
なんて時も、肝臓は働いてくれています。

施術でも緩めさせていただき、右の痛みや凝りを取るお手伝いをしますが、
できれば原因をご自分で避けることができると良いですね。
肝臓を労わり大切にすることは、
ご自分を大切にすることにつながると思いますよ。
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