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  • 執筆者の写真久実kumi

肺癌の方への対応

2020年2月に癌に関するコミュニティに投稿した私の記事を短めに編集してご紹介します。 T様 70代後半 肺腺癌と肺癌で闘病中。 左肺の肺腺癌(かなり影が濃い)と右肺の肺癌(直径4㎝)、そして脳へも癌らしきものが二ヶ所。 このように診断されたのは2018年11月。ステージ4。 甲状腺にも腫れ。 手術なし。 投薬・検査のための入院を数回。 初めは免疫の薬キートルーダを入院して点滴投与。 これは三回(2019年2月、3月、4月で一回ずつ)でワンクール。 それぞれ、2週間ほどの入院。 その後、在宅療養。 在宅療養では、症状緩和療法ということで、炎症を押さえる薬・プレドニンなどを服用。 薬の副作用と思われますが、酷い蕁麻疹と発熱が続き、2019年6月28日に肺炎とのことで、緊急入院。 この時は一か月ちょっと入院。 医師からは「予断を許さない」と言われました。 この入院中は癌の治療を中断。そして癌は少し大きくなりました。 その状況は落ち着き、2019年7月31日、退院。 それ以降、投薬治療を再開、そして現在(2020年5月)も在宅で投薬治療中です。



T様には癌の診断前にも、数回、オステオパシー誇張法の施術をさせていただいていました。 私がオステオパシー誇張法を学ぶ中で、施術した方の癌が消えた、小さくなったという話を日本誇張法協会会長・菅先生や先輩から聞いていました。 オステオパシー誇張法が直接的な理由かはわかりませんが、良い結果に繋がり易くなるのかな、と考えました。 そこで、プロになる前でしたが、T様の癌のことを知った2019年1月から、月一回程度の施術を提案し、受け入れられました。 T様の家で訪問施術。 T様からは「楽になるわ」と言ってもらえました。 2019年7月、肺炎での緊急入院時、お見舞いの許可が出た後、病室で座位での施術。 「呼吸が楽になり、酸素吸入器が無くても呼吸ができる。」 と言われ、T様も今までよりも効果を感じてくれました。 入院中、横たわって酸素吸入器を使っている時間が長かったT様。 この時はご主人もビックリするくらい、長い時間、座っていることができました。 この2019年7月の長期入院の退院後は月2回は最低でも施術に行くようになりました。 病院については、長期入院後は、検査と薬の確認のため、初めは1週間に一回、暫く経過したら、2週間に一回、通院。 プレドニンを始め、他の薬も量が減り、種類もかなり減りました。 薬は長期入院前の三分の一以下の量となっています。 長期入院後、検査の度に肺腺癌の影が薄くなり、肺癌も小さくなり、転移していると言われた脳の癌は確認できない状態になり、甲状腺の腫れも無くなりました。 家事などは、重い物を持ち上げたり、運んだりする以外は、問題が無いレベルで、買い物などもご主人とふたりで、仲良く行ったりします。 上記は2020年2月の状況です。

T様は2020年5月現在も日々の生活で工夫をし、身体の改善に取り組まれています。 私も良くなっていただけるよう努めます。 機会がありましたらT様の状況を今後もBlogにてお知らせさせていただきます。 オステオパシー誇張法について。 関節を弛める手技ですが、それにより、靭帯、筋肉も弛みます。 そして、神経、血管への圧迫などが小さくなり、血流も良くなります。 癌に効くということが、証明できるわけではありません。 が、こうしたことが免疫力を高めるし、薬が必要な部位に届き、効果を発揮するのではないか、癌を小さくしていく事に繋がるのではないかと私は考えています。 また、オステオパシー誇張法の施術者の技術の習得度・腕前、癌の罹患の状況で効果の出方にも違いはあると思います。

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