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  • 執筆者の写真久実kumi

寝たきりの方への施術6

更新日:2020年3月1日

夕方、祖母の部屋に行くと、昼と違う服を着ていました。


5日ぶりの本格的な大便。

大量に出て、オシメからも漏れるほど。

洋服も汚れて、ベッドのシーツも汚れたので、

服もシーツも全部、変えたのと、

お風呂場でシャワーで流してもらったとのこと。


中も外もスッキリしたのか、スヤスヤと眠っていました。


少し横を向いていますが、背中が半分くらいはベッド面についていて、

海老というほどでは無い。


横から手を差し込み、早速、オステオパシー誇張法。

呼吸が深くなっていく感じがします。


介護スタッフの方がみえて、起こして、車椅子へ移乗。

夕ご飯にもとろみ食をもらい…

なんと8割食べました。


誰かよくわかっていないはずなのですが、

私たちが帰るときには

「おやすみ。またね。」

とベッドの中でニコニコと言いました。



その翌日の3月31日も朝から訪問。

なんだか目の開き方など、調子よく、前日の朝の様子が嘘のよう。


介護スタッフさんが

「車椅子でお散歩行けるかもね」

なんて言ってくれたので、

母と私は車椅子で施設の周りをまわり、お花見をすることを計画。


スタッフさんに話したら、

「土日はドクターが来ていないので、平日に」

と言われ、翌日の月曜か火曜に決行することを決意。


施設の周りの桜の開花状況を確認。

少し小高い山の中腹にあるからか、何ヶ所かある桜は二分から三分咲。

もう少し咲いて欲しいな。


また、天気が変わりやすく、

雨が時々、降っていたので、

天気が良くなることも願いました。


そして、祖母の調子がもっと良くなるように願い、

この日も仰向けと車椅子の座位で合計5時間ほどの施術。


食事は昼も夜もとろみ食ながら、9割ほど食べて、

昨日の朝までの様子とは大違い。

笑顔が可愛くなってきました。



「テェちゃん、何歳?」

と大叔母が祖母に聞くと、

「17歳」

と。


心の中で「松本伊代か!」とツッコミ。


そして、横から施術する私に向かって

「ねぇさん、気持ちイイなぁ」

と話しかけてきました。




この日が名古屋市退職日。

こんな幸せな時間、ありがとう!!


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