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  • 執筆者の写真久実kumi

音を立て自ら骨が動く

オステオパシー誇張法は、関節を弛める手技。

それにより、靭帯、筋肉も弛みます。


骨を在ると良い位置に施術者が動かすわけではありません。

関節、靭帯、筋肉が弛むことにより、骨がより良い位置に自ずから動いていきます。



気が付かないうちに動いていることが多いみたいなのですが、たまに気が付かれる方も見えてお話してくださいます。





でも、多くの場合は、ほんのちょっとの動きなので、施術の最中でも、施術後であったとしても、動いていることに気が付かないようです。




今回は施術者である私も驚くくらいの音を立てて、施術中に動きましたので、ご紹介。



施術していた場所は仙腸関節。



脊柱を30分ほど施術した後に、仙骨とASIS(上前腸骨棘)に触り、仙腸関節を弛めている最中


「ズルッ」というか「ズズッ」


という感じの、そこそこの大きさの石を二つ擦り合わせたような音を立てて、私の掌の中にある仙骨が動きました。



ご本人も、もちろん気が付いて、ふたりで


「今の何だった?」

「體の感じ、変化どう?」


なんてびっくりしながら、話をしました。


私にとっても初めての経験です。




この施術を受けてくれていたZ様。



30代前半のフラメンコや他のダンスを習っている方。


小学生の時から、運動神経は良いのに、疲れやすく、壁にもたれたくなったりしていたZ様。

他の人たちも、自分と同じように疲れやすいのだと思っていたとのこと。


ある程度の年齢になった後、他の人と自分の疲れ方が違うということに気が付かれました。


そして、自分で仕事をして、お金を稼ぐようになってから、色々な施術などを受けてこられていた。


私との会話の中でも整体、カイロ、鍼灸などなど。

今までに受けた色々な施術の名前が出てきていました。



私のところへは2018年の終りの方に紹介で来られました。


初めのうちは、


股関節を内側に回しても、外側に回しても痛みが生じ、妙な抵抗があったり、


背骨を施術していると、色々なところに痛みを感じられたり。




それでも、少しずつ、少しずつ、調子が良くなってきて、この2020年4月は1週間に2回位のペースで受けられ、


股関節の外旋は痛みがなくなり、内旋の痛みも小さくなり、


背骨の側弯もかなりなくなり、


普段の怠さも少なくなってきて、


首を回しても痛みがなくなってきて、


以前よりも良く眠れるようになってきたとのこと。



立ち姿の力みもなくなってきて、前肩が解消し、首が長く見えます。


また、以前より太もももスッとしています。



オステオパシー誇張法のみでも身体の雰囲気がかなり変わります。







写真は左から

2019年5月10日横向

2020年5月21日横向

2019年5月10日背面

2020年5月21日背面



そんな中で、施術中の音を伴う骨の動き。



Z様から、この音が出た日の3日後、どんな感じだったか、メッセージをいただきました。

私の質問にも答えていただきました。



以下、Z様のメッセージ***


昨日、フラメンコの練習をしてみたのですがやはり違います。


ターンがやりやすくなったし、脚を打っていても負担感が前よりない感じがします

あと、脚の可動範囲が広がりました!


ありがとうございます




Qどのような痛みや不調が何処にありましたか?


A肩首腰の痛み、身体のだるさが全体にあり寝つきの悪い毎日でした。

病院には行っていません。




Qオステオパシー誇張法を受けて、身体にどんな変化がありましたか?


A誇張法を受け、最初はほぼ変化がみられませんでした。

でも、ある時を機に、行くたびに少しずつではありますが上で書いた症状がどんどん軽くなって行くのを感じました。

今は受けるたびに明確に変化が感じられる身体になっています。




Q当初は効果を感じなかった、オステオパシー誇張法。

どうして、受け続けられているのですか?


A受け続けている理由は、オステオパシーの原理?が正しいと自分で信じていたから。

あと、くみさんの人柄です!




Qオステオパシー誇張法をどのような状態の方にお勧めされますか?


A持病を持っている方や過去に怪我などをして動きが悪くなっている方などです。

病気怪我は病院でしか治せないという考え方を変えてほしいです!

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