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  • 執筆者の写真久実kumi

寝たきりの方への施術8

更新日:2020年3月1日

2019年3月末から4月頭の祖母への施術と復活について、

7回に渡り、Blogで書いてきました。


これだけ短期間にひとりの施術に時間を掛けたのは、

普通の方への施術も含めても初めてですが、

寝たきりの方への施術は祖母が初めてではなく、

既に経験がありました。



その経験についてこれから3回くらいで書こうと思います。



初めて私の施術を紹介で受けてくださった、Yさん。


まだプロになる考えを持っていなかったころ、

友人からの紹介で受けに来てくださいました。


私の施術を気に入り、今に至るまで、

一か月に一回のペースでおいでくださっています。


そんなYさんに施術をさせていただき始めて何か月か経過した頃、

Yさんから

「息子にも施術してもらえますか?」

と。


息子さんは中学生。

重症心身障がいで、普通学級に通うのは困難な男の子。


「はい」「いいえ」などの意思表示を

指や表情を使ってすることはできるけれど、

会話は難しい。


立位は取れず、背もたれのない座位もできず、

不随意運動で身体にしんどさもあり、

内臓にも疾患がある。



正直、

「対応できるかしら?」

と不安がありました。


オステオパシー誇張法名古屋クラスの時に菅先生に質問。

「やる気があるなら、できます」

と。

施術方法や施術箇所について、アドバイスをいただきました。



そして、施術の日。

Yさんと息子さん、そして夫さんも一緒に来られ、

Yさんの施術前に息子さんの施術。


脊柱を施術している間、とても気持ちよさそうに、

うっとりとした表情をされていて、時間が来て、

Yさんと交代する時は不満そうにされ、

「こんなに不機嫌そうになるの、久しぶり」

と言われたくらいでした。



これが寝た状態の方への初めての施術になります。



その後、数回、息子さんへの施術をさせていただいたのですが、

Yさん自身がリラックスできず、休まらないとのことで、

息子さんへの施術は無くなりました。


ただ、息子さんへ何らかの方法で施術を受けてもらいたい、

という事で、Yさんの夫さんが、

オステオパシー誇張法を学ぶつもりでいてくれています。




残念ながら、人数が集まらず、第4期の開講ができていないのですが…

ここで宣伝。

最低募集人数の4人となったところで、開始。

興味のある方は、私か銀座オステオパシースクールまで連絡ください。



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